文化教育学部 国際文化課程

国際文化課程の理念

国際文化課程

様々な分野において国と国との間の壁が取り払われると同時に、情報技術の進歩によって物理的な距離が 意味を持たなくなりつつあります。このような世界にあっては、それぞれに固有の文化をお互いに尊重し、文 化の壁を超えて協力し合うことが求められています。

国際文化課程では、広い国際的視野に立って「アジアの中の日本」という視点から眺めた日本とアジアの文 化と、現在の日本文化の形成に大きな影響を与えた欧米の文化を、従来の文学部的な古い枠組みにとらわれ ない学際的なシステムの中で学びます。同時に、人間社会の基底にある諸々の精神的諸価値をも理解する豊 かな人間性を培い、さらには、学んだことを社会の中で活かすための教育学的素養も身につけます。

国際文化課程の特色

言語についての単なる知識にとどまらず、その言語を用いて自らを表現し他者とコミュニケートする力、すな わち言語運用能力の養成を重視します。専門科目として欧米やアジアの言語の授業を設けていますので、教 養教育科目の外国語の授業とあわせて二カ国語以上を徹底的に学びます。

また、アジアと日本の文化、欧米の文化等を学ぶだけでなく、各国の哲学・歴史や法体系にも目を向けると 同時に、より広い視点から、国際社会を支える政治的・経済的基盤等についても学びます。

選修の選択は2年次に希望によって行われ、その際に人数の制限はありません。

なお、必要な科目を履修することによって、中学校、高等学校の各教科の教員免許状取得も可能です。

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